2010年09月28日
山の中は
パッと見るとなんということもないただの山ですが、この中に分け入って行くと外から見るのではわからない世界があります。今私が言いますのは水路のことです。実はこの山の中には上流の水源から何キロにもおよぶ水路があり、おそらく江戸時代の後期には既にほとんど作られていたのでしょう。当然すべて手で掘ったでしょうし、水を流すには高低差を見なければならないですから、この長い距離でどうやって計ったか?しかも、ところどころヌキと言って小山にはトンネルが掘ってあります。現代人には体力的にも技術的にも信じられない話です。一部はコンクリート化されてもいますがほとんどは昔のまま使われています。ただ悲しいことに米余り・減反政策・の中で耕作放棄された田んぼがどんどん増え、使われなくなった水路は哀れ風化し無残にも消えていってます。

Posted by 大谷 真洋 at 17:40│Comments(0)